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2010/01/25

SOADのフロントマンが交響楽団と共演

近日発売の『ELECT THE DEAD SYMPHONY』はSERJ
TANKIANが今年予定している多くのプロジェクトのひとつに過ぎない。他に2NDソロ・アルバム、ステージ・ミュージカル、「クラシックなジャズ・
シンフォニー」なども計画されているのだ。

「シンフォニーみたいなことをやって、作曲家としてぐっと自信がついた気がするんだ」とSYSTEM OF A DOWNのフロントマンは語る。「どんなことがしたいと思っても、どんなものを使いたいと思っても、どんな色を使いたいと思っても、シンフォニーだとずっとうまくできる。オーケストラのために作曲するなら、なんのために書くことだってできるんだよ」

3/9にCD/DVDのセットとして発表される『ELECT THE DEAD SYMPHONY』にはTANKIANの2007年のソロ・デビュー・アルバム『ELECT THE DEAD』からの多くの曲と2曲の未発表曲がオーケストラのアレンジでフィーチャーされている。去年3月にニュージーランドでオークランド交響楽団とともにレコーディングされた。TANKIANは6,7月にヨーロッパで交響楽団のコンサートを行なう予定。また、現在北米の交響楽団との共演を交渉中だ。

また、彼は夏のリリースを目指して次なるソロ・アルバム『MUSIC WITHOUT BORDERS』(仮題)に取りかかっている。

「ある種の新しい音楽ジャンルなんだ。エレクトロ・オーケストラ・ジャズ・ロックだよ。オーケストラもエレクトロニック・ビートもたくさん入っていて、生楽器とサンプリングを駆使して……巨大な音の壁なんだ」

ほとんど自分ひとりで制作を進めているが、ソロ・バンド、THE F.C.C.のメンバーの他、数人のゲスト、ロサンジェルス交響楽団のメンバーなどもフィーチャーされている。TANKIANによると「ほとんどレコーディングの段階は終わって、3月後半にはミキシングをスタートさせる」とのことだ。

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